『Confetti Love Songs』感想

遅ればせながら、やらせて頂きます。本当はもうやらなくても良いかなって思ってたんだけど…
だってみんなの感想で私の気持ち全て書いてくれてるんだもの!!(笑)
感じ方はそれぞれ違うけど、そっか、こういう角度で見ることも出来るんだなぁって。『うんうん』って頷きながら読んでました。
みんなが周りに流されずしっかり自分の感想を書きあえるからcosバカって面白いんだな。
私も少し辛口になるとは思いますが。本気で 好きだからこその意見として受け取ってください。

ではどうぞ。 （長いよ～～～）

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取り敢えず、私はLOVEに関しては最初、何も考えずに聴くことにしてる。先入観入れて聴くって、自分が思ってる以上にマイナスから聴き始めてる様な気がするから。どうしたって否定的な気持ちにもなるし、複雑な心境になるから。なるべく何も考えず真っ白な状態で試聴。

んで、思ったのは『音が軽くなった』ということ。良い意味でなくサラッと聞き流せてしまうアルバムだなぁと。
好きな曲はもちろんあるし、打ち込みが悪いとかじゃないんだけど、素人なりにアレンジとかバランスが気になる。 
エレキを使わずアコギのみで勝負したEmbryo…の方が歌詞も曲もずっしりと伝わるものがあったな・・。
だから私もconfettiと銘打つにはちょっと弱いかな・・と思った。
「もったいないな」って。もっとLOVEらしい、なにか違うアプローチ出来る筈なのに。
あ、でも声質が変わったなって感じるのは抵抗なかった。それが『LOVE』の歌声だから。上手く確立してきたのかなって感じ。

んじゃ各曲感想。

『Confetti』
勢いがあって変則的なメロディー良いねえ♪
ライブの一発目でドカンとやってくれたら乗れそう☆
目覚めの気合い入れに聴きたくなる。

『オドレイ』
物議を醸し出しているあの二行に関してはLOVEに聞きたい。
「あの5年間の意味は？」って(笑)
過去があるから今の貴女なのに。
あの二行は私たちが追いかけてきた５年を否定された気がして、どうしたって蟠り残るよ。
３拍の手拍子は楽しくて好き。

『Bule Finch』
Confettiのプッシュソングなんだよね・・確か？
ジャケ写もこの曲のイメージなんだろうな。
サビのメロディーからの盛り上がりはすごく好き。
でも、エフェクトかかる声は好きじゃないかも・・・。
今回、コーラスにも結構エフェクト使ってるけど、イヤホンで聞くと余計に強調されてて気になる・・。
個人的にちょっと物足りなさを感じる曲でもある。

『MABATAKI』
落ち着いて聴ける曲。
インストライブで聴いた時にも思ったけど、こういう包み込むような雰囲気の曲は彼女らしくていいね。
会場の空気を一気に変えてしまうのはさすが。流れるような英語の発音も気持ちいい。
バラード系の曲を歌っている時の彼女の表情が昔から好きだなぁ（粉雪の気持ちとか。）
間奏のピアノソロ、単音で弾いてるメロディーがところどころ和音になるのがかなり好き（笑）

『沈黙のスコーピオ』
『過ちのサニー』の相対曲。
歌詞が所々リンクしてるのは、にやってなる。「２０XX・・」も「笑って泣いて許してたって・・」もね♪
ライブで聴いたとき、かなりロックでかっこよくて好きだった曲。
ライブでもガンガンにやってほしい。
しかし、最初のサイレン音に未だ慣れません・・。
アレンジ、もう少し何とかなりそうなのにな。期待してた分、ちょっと肩すかし食らった感じ。

『Devil's Cry』
一番予想を裏切ってくれた曲。歌詞見てるだけでは想像出来ないメロディーだった（笑）
この曲は聴けば聴くほど好きになってくる。口ずさみ率№１！
どうしてこんな歌詞が書けるんだろうな・・

「味方にすべき人の目を
見つめて話せる
言葉は氷が解ける味がした」

なんて・・・もう！！（笑）
厳しくも温かい優しさで叱ってくれる人、言葉をくれる人、私の周りにたくさんいる。
私には怖いものだらけだけど、自分に謝ったり裏切ったりしないようにしゃんとしよう。って思った。

『Don't Be Sorry』
日常を歌にするのは歌詞がストレートに入ってきて、共感できる。
Gay friendよしゑちゃんのくだりが好きだな。あとはラスト。

「私たち欠落人間には
何かひとつ守っていくそれだけで
歩いてゆける明日があるのです

もしそれをどうでもいいことだなんて
君を見下す誰かがいるなら
恨んで暮らす前にそっとぶん殴ってやれ」

↑↑これぞFUKKO節♪♪（笑）
この曲は１人で作ったんだってね。
この曲の歌い方は、ブレスが気になってあまり好きではないの。
ウィスパー過ぎるものはダメみたい・・・
でもライブで聴いたときは何も思わなかったので、単に好みの問題かも。



『あなたを忘れるその前に』
わたしのなかで今回の№１ソング。
ライブで何回も聴いてる曲で、ライブの時にはメロディーに気がいってたんだけど。
歌詞カード読みながら聴いて、本気で泣いた。
イタイ子だけど、歌詞を音読してみたりもした（笑）それでまた泣いて。
どうしてこんな５分弱の音の世界で、ひとつの物語を美しく、悲しく、優しく表現できるのだろう・・。
この曲はLOVEがあるニュースを見たのがきっかけで出来た曲。
そんなこと知らなくても聞けるし、ちゃんと仕上がってるけど、作ったきっかけとかバックボーンを知って、曲を聴いて初めて完成される曲なんじゃないかと思う。「クジラ」もね。
ぜひ、知ってほしい。そう感じる１曲。

この曲のLOVEの歌声がナチュラルで一番好き。
落ち着きすぎず、張り過ぎず。でも芯はある、みたいな感じが曲に合ってる。

『素晴らしき日々』
これも、最初は予想外な曲だったな。「色んな有り難うの気持ちを込めた歌」って聞いてて、「素晴らしき日々」ってタイトル知って。
てっきりバラ―ドで来るかと思ってたら、バリバリのロックやん！！！みたいな（笑）
かなりテンションの上がる曲です。

「伝えきれない思いは
ありがとうだけじゃ終われない」

アルバムのラストに相応しいと思った。


ボーナストラック
初回版『ノーサイド』
松任谷由美さんのカバー。ラグビー大会のテーマソング。
カバー曲で、良いなって思うことないんだよね・・・。やっぱり本家には敵わないし。
変にアレンジしてなくてストレートに歌ってるのは聴いてて気持ちいいな。

通常版『Baby And Teddy』
これは「Sound & Recording」のミックスダウンコンテストのラフミックスとして作ったもの。
ある意味豪華な企画だったよな。高山徹さんのミックスが好きだった・・・なんて言ってみる（笑）
この曲は今までのLOVEと毛色が全く違うものに感じるけど、結構好き。
姪っ子に対する愛情も感じますわ♪

ただ、ボーナストラックとはいえ、このアルバムに入れなきゃならなかったのかは疑問。
これだけ浮いちゃってる気がするんだよね・・Confettiのカラーと違うというか。



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はい、ここまで読んだ方、お疲れ様でした。
好き勝手書いたので、伝わりにくい所もあるとは思いますが。これが感想。
そして、書いてて気づいた・・というか納得したこと。

私は、LOVEの書く歌詞が好きなんだな、と。
唯一無二の歌声で紡ぎだされる言葉達が好きなんだな、と。

自分で納得した。曲がどうでもいいとかじゃないよ。
でも、LOVEに関しては私の罫線に触れるのは歌詞の方だなぁって思った。
「もったいない」って感じていた理由がわかったな・・。

ま、深い話はみんなで集まった時にでも。
カラオケ行ってＣＯＳ祭りやりたいな・・・。全３０曲朝までコース（笑）
誰か付き合って～♪

はぁ～書き終わったぞ！！！寝よう☆