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喜びはきっと喜びのままで 誰にも止められない力だよ  水鉄砲にありったけの花の種を  込めてぶっぱなして 驚かせてみたい
            
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何故、この本を今年最初に読んだのかは謎だ…。直感に任せたらこうなりました☆そんな今年の読書1冊目。

石田衣良『娼年』
恋愛にも大学生活にも退屈し、うつろな毎日を過ごしていたリョウ、二十歳。だが、バイト先のバーに現れた、会員制ボーイズクラブのオーナー・御堂静香から誘われ、戸惑いながらも「娼夫」の仕事をはじめる。やがてリョウは、さまざまな女性のなかにひそむ、欲望の不思議に魅せられていく…。いくつものベッドで過ごした、ひと夏の光と陰を鮮烈に描き出す、長編恋愛小説。

×××××××××××

あらすじ読んで「なんだぁ?」と思う方もいるでしょう(笑)作中、絶えずそういう場面は書かれてますし…。
でもこれはただの恋愛小説よりも奥深い、自身の抱える弱みをさらけ出して繋がりあう、人間同士の関係を綴っている小説だと思った。最近の捻れて絡まりあったような人間関係も無く、思ったより素直にすんなり読めました。
この本で傷を優しく癒やされる方もいるだろうし、上辺だけさらっと読んで、単なる男女関係ばかりな、ありきたりな本だと思ってしまう方もいると思う。賛否両論別れるだろうし、万人向けではない感じ。
時間を開けて何度も読み返せば違った読み方が出来そうな、そんな本でした。





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だいぶ前に読んだ…
微妙に後味が悪かったのを覚えてます…。
また読んだら違う取り方ができるのかな。
あにき 2008/01/21(Mon)15:33:10 +EDIT+
♪あにき
まぁ…すっきりした終わり方じゃ無かったな(笑)
今読んだら、違う読み方出来るかもよ?

本はそういう楽しみ方が出来るから良いよね~♪
暁乃 2008/01/21(Mon)18:49:57 +EDIT+
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