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喜びはきっと喜びのままで 誰にも止められない力だよ  水鉄砲にありったけの花の種を  込めてぶっぱなして 驚かせてみたい
            
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師匠から、試写会のハガキをいただいて、今日見に行ってきました。

無防備=攻撃や災害を防ぐ準備の無いこと。また、その様。

判を押した様に同じ生活を繰り返している女性。
今のままで良い訳無いと思っていても、人と深く関われないから変化の無い毎日を送っている。
そこに自分とは違う、幸せな家庭を持ち、新たな命を宿した女性が現れた事で、ずっと心に抱えて押し殺していた感情が噴出していく。

明るいストーリーでも無く、逆に心に押し込めていたドロドロした感情を剥き出しにしたような映画。そんな印象をまず受けた。
彼女にとっての救いは何なのだろう?

幸せな、新たな命を宿した女性を目の前にして『あなたが普通にできることが、私には出来ない』と言った彼女の感情は凄くよく解る気がした。
『どうして良いのかわからない』と。自分は普通にやってる、当たり前のことでもそれが出来ない人もいるし、その行動を起こすまでに、殻を破るだけの力が必要なひとも居る。

無意識に言った言葉や行動が人を傷付けてしまうこともあって。
でも、逆にその人の行動で救われる事だってあるんだろうな。

この女性は幸せな家庭にいる彼女に傷つけられて、それでも、彼女から産まれた新たな命に救われたんだろうと思う。

最後の、泥だらけになりながら泣き笑いした彼女の表情、忘れられません。
内面が現れていて凄く綺麗でした。

この作品、R18指定があります。それは、リアルな出産シーンがあるからなのですが、私は全然気にならなかった。
子宮から離れて、第一声の産声を上げた瞬間は鳥肌立つくらい感動して、泣きそうになりました。
寧ろ学校の道徳とかで流しても良いんじゃないかと思ってしまいました(笑)

映像はちょっとレトロな感じが逆に良かった。役者さんも、リアルな芝居を追求するとこうなるのかなぁ…って思いながら見てました。
所々、『それはないだろ…』って感じる部分もありましたがf^_^;

映画と言うより舞台を見てる感覚でした。舞台では決して出来ない作品ですが、映像の雰囲気とか役者さんの芝居を見ていたらそんな感じになりました。

一つの殻を破った彼女は、次にどんな行動を起こすのだろう…?それが気になります。
なんとも不思議な映画でした。



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COREOFSOULの音楽を心に、外を歩くのが好き、空と草花の写真を撮るのが好きな人間の趣味のブログ☆
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